安らかな顔で死にたい
死ぬことがずっと怖い。
昔から死ぬことを考えるたびに泣いていたような気がする。どんなハッピーエンドの物語でも、最後に主人公が老衰で死ぬような展開だとなんだか悲しい気持ちになってた。
100年後の話なんて、どうせ自分は死んでるから関係ないし、どうでもいいじゃんって考え方、すごくうらやましい。そうやって自分が死ぬことをなんでもないように考えることができなかった。
自分が死ぬのは辛いし、自分が死んで何も残らないのが辛い。
人々の記憶から消えて、名前も残らなくて、忘れ去られていくのが辛い。
多分これは理解されない気がするけど、僕は地学の授業で地球の滅亡や宇宙の滅亡を勉強していたとき、とても苦しかった。いつか人間の存在もなくなって、地球もなくなって、宇宙もなくなると考えるのが辛かった。
今、こうやってブログを書いているのも本当は少しだけしんどい。
死にたいと口にすることは簡単で、死にたいような気持ちになることは少なからずあって、でも絶対に自分から死のうとはしないだろうなって確信だけはずっとある。
生きてるだけで丸儲けなんて話じゃないけど、死ぬのはやっぱり怖くて、だからこそ、何があっても生きるのを選び続けることになるんだろうね。
思い残すことなんて何もないよと笑って死ねるまで、頑張って生きます。
最後の最後までハッピーエンドを追い求めながら。