ハッピーエンドホリック

好き勝手に幸せを求め続けてたいよね

君を尽きるまで愛して死にたいよ、が突き刺さるメンヘラ

ノーザンクロス」が好きなんですよ。

マクロスFのアニメを全話見てるわけではないのだけれど。

 

好きな理由の一つはシェリルが好きってことですが、なんていうのかな、「シェリル」って個人的にはひとりのキャラを超えた記号みたいなところがあって。

 

それは「ハルヒ」とか「タマ姉」とか「レイ」とかと一緒で作品とは関係なしにキャラ単体がずっと歩き続けるような力を持っているんですね。性格、見た目、雰囲気、喋り方、その他諸々の属性とかをひっくるめて、ひとつの概念のようなものになったキャラたち。他のキャラを説明する時に例えとしてあげられるような。

 

ろくにアニメ見てないのに何だそれとかシェリルの原型みたいなキャラもいるからとか言われるとまあすみませんとしか言いようがないんだけれど、まあそれは置いといて。

 

 

 

君を尽きるまで愛して死にたいよ

 

 

 

こういう歌詞に弱いんですよ、本当に。好きになった相手とすぐに一生を誓うとかもそうだけど、やっぱり永遠性ってのがすごいクるんですよね。

 

僕らはいつでも運命の人を探していて、運命は絶対的なものだから、必ず出会うし、必ず添い遂げるし、初めての相手が最後の相手くらいのことは常に考えてる。現実はちっともそんなことないけれど。

 

だからこそ、「君を(命が)尽きるまで愛して死にたいよ」なんて言われたら、もうそりゃ一瞬で落ちるわけですよ。相手は銀河の妖精、しかも、おそらく初めての本気の恋。銀河系のアイドルが、自分一人に残りの人生全てを捧げて愛しますっていう、文句なしのシチュエーション。

 

独占欲満たされまくりじゃないですか。

自尊心が海底より低くても十分に幸せになれますよね。

 

それに、ここまで感情の純度を高めると、もはや恋愛が成就するかどうかは、必ずしも重要じゃないんですよね。想うこと想われること自体がある種の奇跡で、それだけで拠り所として成立してしまう。たとえ叶わないと知ってても、その人への想いが自分を維持することができる。そういうものになるんじゃないかなって。

 

たまらないよね、本当に。

人生で一度でも良いからそんな恋愛できたら、もう少し前向きに生きられると思う。